DR(デマンドレスポンス)は、電気が足りないときや余っているときに、使う側が電気の使い方を調整して、電力の需給のバランスを助けるしくみです。家庭用蓄電池なら、電力会社などの合図に合わせて充電・放電の時間を動かします。国の蓄電池補助金では、DRの契約を2028年3月31日まで続けることが条件になっています。
DRのイメージ
電気が余るとき(上げDR)
太陽光の発電が多い昼などに、蓄電池への充電を増やして電気を使う側に回る
電気が足りないとき(下げDR)
需要が多い時間に、蓄電池から放電して電力会社から買う電気を減らす
補助金で求められる契約
令和7年度補正の家庭用蓄電システムの補助金では、次のどちらかが必要です。
- 蓄電池アグリゲーターとDR契約を結ぶ:多くの家の蓄電池をまとめて制御する事業者
- 小売電気事業者のDRメニューに加入する:電気を買っている会社のDRのプラン
どちらも少なくとも2028年3月31日まで続ける必要があります。DRに対応できる蓄電システムであること(IoT機器経由やDRメニューでの対応も可)も条件です。HEMSなどのIoT機器が必要かどうかは販売事業者に確認し、必要な場合でもその機器は補助の対象外です。
契約前に確かめたいこと
- DRの指令があったとき、家の蓄電池がどう動くか(停電への備えの残量は守られるか)
- DRに参加したときの報酬やポイントの有無
- 電気を買う契約を変える必要があるか、その料金
- 2028年3月31日より前に解約するとどうなるか