経済産業省の検討会の資料では、補助事業で導入された家庭用蓄電システムの価格は、2023年度で平均11.1万円/kWh(2022年度は11.7万円/kWh)でした。一方、補助事業以外で買う場合は、工事費を除いて15〜20万円/kWh程度、工事費は2万円/kWh程度が標準的な水準とされています。
国の資料にある価格の水準
| 区分 | 1kWhあたり | 根拠 |
|---|---|---|
| 補助事業の平均(2022年度) | 11.7万円 | 委託調査による推計 |
| 補助事業の平均(2023年度) | 11.1万円 | 補助事業のデータをもとに推計 |
| 補助事業以外(工事費を除く) | 15〜20万円程度 | 事業者へのヒアリング |
| 補助事業以外の工事費 | 2万円程度 | 事業者へのヒアリング |
容量ごとの目安を出す(例)
上の単価に容量(kWh)をかけると、おおまかな目安になります。
| 容量(例) | 11.1万円/kWhで計算 | 17〜22万円/kWhで計算(工事費込み) |
|---|---|---|
| 5kWh | 55.5万円 | 85〜110万円 |
| 7kWh | 77.7万円 | 119〜154万円 |
| 10kWh | 111万円 | 170〜220万円 |
※ 右の列は「工事費を除いて15〜20万円+工事費2万円」を足した単価で計算した例です。資料の単価が定格容量・実効容量のどちらによるかは、資料の注記で確認してください。実際の価格は機種・工事内容・地域で変わります。
補助金の「目標価格」との関係
国のDR補助金(令和7年度補正)は、設備費と工事費の合計が12.5万円/kWh(税抜)以下の場合だけ申請できます(目標価格とは)。見積もりがこれを超えると補助金は使えません。
- 見積もりを1kWhあたりに直して比べる(1kWhあたりの目安)
- 本体・工事費・諸経費の内訳を出してもらう(見積書の見方)
- 2〜3社から相見積もりを取る(相見積もりは何社?)
出典:経済産業省「2024年度 定置用蓄電システム普及拡大検討会の結果とりまとめ」(2025年3月7日)、SII「DR家庭用蓄電システム導入支援事業」公募要領。