Q.001しくみ・基礎知識

家庭用蓄電池はどんなしくみ?

公開日  運営:蓄電池の疑問100運営事務局

家庭用蓄電池は、電気をためておき、必要なときに家で使うための装置です。太陽光の電気が余る昼にためて、発電しない夕方〜夜に使ったり、停電のときの非常用電源にしたりします。中身は大きく「電池」と「パワコン(電力の変換装置)」の2つです。

電気の流れ

太陽光の電気をパワコンで変換して蓄電池にため、夕方〜夜に家で使う。足りない分は電力会社から買う パワコン直流⇔交流蓄電池家の家電電力会社昼にためて、夕方〜夜と停電のときに使う足りない分
太陽光の電気をパワコンで変換して蓄電池にため、夕方〜夜に家で使う。足りない分は電力会社から買う
  1. 昼:太陽光の電気を家で使い、余った分を蓄電池にためる(ためきれない分は売電)
  2. 夕方〜夜:太陽光が発電しない時間に、蓄電池の電気を使う
  3. 足りないとき:蓄電池が空になったら、電力会社から電気を買う
  4. 停電のとき:蓄電池から家の決まった回路(または家全体)に電気を送る

蓄電池を形づくる部品

部品役割
電池(電池ユニット)電気を化学エネルギーとしてためる。家庭用はリチウムイオン電池が中心
パワコン(パワーコンディショナ)電池の直流と、家の交流を変換する。太陽光のパワコンと一体の「ハイブリッド型」もある
分電盤まわりの機器停電時にどの回路へ電気を送るかを切り替える(特定負荷型・全負荷型)
リモコン・アプリ運転モードの設定、残量や使った量の確認

蓄電池でできること・できないこと

できること

  • 太陽光の余りを夜に使い、買う電気を減らす
  • 停電時に照明・冷蔵庫・通信機器などを動かす
  • 国の補助金の条件になっているDR(電気の需給調整)に参加する

できないこと・注意

  • ためられる量(容量)より多くは使えない
  • 同時に使える量(出力)を超えると止まる
  • 充電と放電のたびに一部の電気が熱になって失われる

「どれだけためられるか」はkWh(容量)、「一度にどれだけ使えるか」はkW(出力)で表します。詳しくはkWとkWhの違いと出力はなぜ大事?で説明しています。

太陽光がない家でも使える?

使えます。電力会社の電気をためて使う形になりますが、太陽光の余りをためる場合と比べると電気代を減らす効果は出にくく、主な目的は停電への備えになります(蓄電池だけ入れる意味はある?)。太陽光そのもののしくみは姉妹サイトの太陽光発電のしくみで解説しています。

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