定格容量は電池そのものの容量、実効容量は実際にためて使える量です。電池を守るために、使い切らない範囲や満タンにしない範囲が設けられているので、実効容量は定格容量より小さくなります。機種を比べるとき・費用を1kWhあたりで比べるときは、実効容量どうしで比べましょう。
2つの容量の違い
| 定格容量 | 実効容量 | |
|---|---|---|
| 意味 | 電池がもつ容量 | 実際に充電・放電できる量 |
| 大きさ | 大きいほうの数字 | 定格容量より小さい |
| 使いみち | 電池の規模を表す | 停電時間・電気代・費用の比較 |
補助金も実効容量で決まる
国のDR家庭用蓄電システム導入支援事業(令和7年度補正)では、補助額の基準額が初期実効容量1kWhあたり3.45万円と決められています(補助率3/10以内・上限60万円のうち最も低い額)。容量の数字を見るときは、補助金の計算と同じ「実効容量」をそろえて見ると間違えません(蓄電池の国の補助金)。
カタログを見るときの注意
- 広告の大きな数字が定格容量か実効容量かを確かめる
- 「初期実効容量」は新品のときの値。使ううちに容量は少しずつ減る(使うほど劣化する?)
- 停電時に使える量は、停電に備えて残す量(残量設定)によっても変わる(残しておく量は何%?)
- 見積書の「1kWhあたりの価格」は、どちらの容量で割ったかを確認する(1kWhあたりの目安)