出力(kW)は、蓄電池が一度にどれだけの家電を動かせるかを決める数字です。容量(kWh)がいくら大きくても、出力が小さいと、使っている家電の合計がそれを超えたときに止まったり、蓄電池から足りない分が補えなかったりします。とくに停電時の出力(自立出力)は通常時と違うことがあるので、必ず別に確認しましょう。
容量と出力は別のもの
| 確認する数字 | 意味 | 足りないと |
|---|---|---|
| 定格出力(通常時) | ふだん家に送れる電気の力 | 夕方に家電を多く使うと、足りない分を電力会社から買う |
| 自立出力(停電時) | 停電のときに送れる電気の力 | 合計がこれを超えると止まる |
| 200V対応 | 停電時にエアコン・IH・エコキュートなど200V機器を使えるか | 200Vの家電が停電時に使えない |
出力の考え方(例)
例:停電時の出力が2kWの機種で、冷蔵庫・照明・テレビ・スマホ充電を使い、さらに電子レンジを使うと、合計が2kWを超えることがあります。同時に使う家電を減らす、時間をずらすなどの工夫が必要です。家電の消費電力は、本体のラベルや取扱説明書で確認できます。
こんな家は出力を重視
- 停電時もエアコンやIHを使いたい(200V対応・全負荷型が候補。全負荷型と特定負荷型)
- 家族が多く、夕方〜夜に家電を同時に使う
- 在宅医療機器など止められない機器がある(在宅医療機器のために選ぶとき)
容量と出力の基本はkWとkWhの違い、太陽光で発電する量の考え方は姉妹サイトの太陽光のkWとkWhで解説しています。