容量は①昼に余る太陽光の電気の量 ②夕方から朝までに使う電気の量 ③停電時に使いたい量の3つで決めます。お金の効果を重視するなら、①と②の小さいほうが目安です。それより大きい容量は、晴れた日でも満タンにならないか、夜に使い切れず、効果が上がりにくくなります。停電の備えを重視するなら③を優先しましょう。
容量を決める3つの数字
- 昼に余る電気(1日あたり):1年の売電量 ÷ 365日がおおよその平均。季節で大きく変わり、冬や雨の日は少ない
- 夜に使う電気(1日あたり):電力会社のWebサービスで時間帯別の使用量を見る。夕方〜翌朝の合計
- 停電時に使いたい量:冷蔵庫・照明・通信機器など、使いたい家電の消費電力×時間の合計(停電のとき何時間使える?)
計算例
1年の売電量が3,650kWh(1日平均10kWh)、夕方〜朝の使用量が1日7kWhの家(例の値)では、小さいほうの7kWhが、毎日使い切れる量の目安です。実際に使える量(実効容量)が7kWh前後の機種が候補になります。
カタログの「容量」には、定格容量と実効容量があります。実際にためて使える量は実効容量のほうで、定格容量より小さいのが普通です(定格容量と実効容量はどう違う?)。国の補助金も「初期実効容量」で計算します。
大きすぎ・小さすぎに注意
大きすぎる
価格が高いのに毎日満タンにならない・使い切れない。1kWhあたりの効果が下がる。置き場所も大きくなる
小さすぎる
夕方のうちに空になり、夜は電気を買うことになる。停電時に使える時間も短い
あわせて確認したいこと
- 20kWhを超えると、火災予防条例で消防への届出が必要になる(消防への届出は必要?)
- 出力(kW)が足りないと、容量があっても同時に使える家電が限られる(出力はなぜ大事?)
- 将来EVを買う予定があるなら、V2Hと比べる(V2Hと家庭用蓄電池、どちらを選ぶ?)
出典:SII 公募要領(初期実効容量)、仙台市消防局。容量の決め方は当サイトの説明です。